これまでに学習してきた変数の中は、１つの値しか保持できませんでした。しかしながら、プログラムを作成していると、複数の値をまとめて扱いたい場面にも遭遇します。この時に便利なのが配列と呼ばれる種類のデータです。
配列の基本文法
配列は [ ] で表され、カンマ区切りで複数の値を列挙することができます。
<?php
$list = ["千葉", "埼玉", "群馬"];
そして、配列を格納した変数の中身を参照するには、インデックスと呼ばれる番号を使用します。この番号は、0始まりの整数になります。
<?php
$list = ["千葉", "埼玉", "群馬"];
echo $list[0]; //千葉
echo $list[1]; //埼玉
echo $list[2]; //群馬
// 埼玉を神奈川に変更
$list[1] = "神奈川";
配列に値を追加する場合は、以下のように記述します。
<?php
$list = ["千葉", "埼玉", "群馬"];
$list[] = "東京"; //配列の末尾に「東京」を追加
補足: array() を使用した配列の作成
[ ] の代わりに、array() を使用して配列を作成する記法もあります。arrayは配列という意味です。
<?php
$list = array("千葉", "埼玉", "群馬");
echo $list[0]; //千葉
echo $list[1]; //埼玉
echo $list[2]; //群馬
$list[1] = "神奈川"; //埼玉を神奈川に変更
$list[] = "東京"; //配列の末尾に「東京」を追加
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