配列の処理
今回は配列をfor構文を使い処理する方法を見ていきましょう。
配列の中身を参照するには、インデックスと呼ばれる 0 始まりの整数を利用しますが、これに反復処理を適用します。以下は、配列の中身を表示する記述例です。
<?php
$list = ["石沢ヒロシ", "田中コウジ", "佐藤ヨウコ", "小林ミツコ"];
for($i = 0; $i <= 3; $i++) {
echo $list[$i] . "<br>";
}
$i は 0 から始まり、1周するごとに 1 ずつ増えていきます。この $i を配列のインデックスとして利用することで、配列の中身を参照することができます。
上記のコードですが、$i <= 3; の部分は、$i < count($list); という風にリファクタリング(改善)することができます。
<?php
$list = ["石沢ヒロシ", "田中コウジ", "佐藤ヨウコ", "小林ミツコ"];
for($i = 0; $i < count($list); $i++) {
echo $list[$i] . "<br>";
}
count() という関数を使用すると、配列の中身を数えることができ、count($list)とすると「4」 という数値が返ってきます。ですが、$i は 0 ~ 3 の間で変化してほしいので、「以下」を示す「<=」から、「未満」を示す「<」 に変更する必要があります。